まずはじめに
顔の相と同様に印鑑にも相というものがあって、どうせなら良い相で名前を彫ってもらって開運にあずかりたいというのが印相であり開運印鑑と呼ばれているものとなるようです。
印相体の流行があった
普通のはんこ屋さんでも、積極的に、開運印鑑を看板や店構えから売っているお店でなくても運勢が良くなるように彫って欲しいと言われれば、いわゆる印相体で彫るというのが商売となるという、いわゆる、流行みたいなものがありました。
印相と人生に因果関係はない
しかし、印相というものは実際にないし、その印相と人生との因果関係を科学的に検証するという研究もないことからしても、デタラメだと断言できます。
商売の付加価値が欲しかった
文字のデザインや彫刻の技術に自信がないもしくはそもそも機械で彫っているだけなので何か高く販売する付加価値が欲しいとのことでの開運印鑑となることを知って欲しいです。
現に、生年月日等を伝えると、ほとんどが象牙を勧めることになるというのはどういうことかと考えれば一目瞭然となります。
そのほとんどが、パソコンに彫刻名を入れて書体を印相体と指定すれば、機械に印材をセッティングして数分して出来上がりとなっていて、大型店ともなれば、数本の印材を一度にそれぞれの名前で一度に彫刻できるのですから、開運印鑑という付加価値はもの凄いものがあります。三重県のとあるお店では高額な外車を乗っているほどです。
実際に開運するのは?
皮肉で言えば、開運するのは販売している店舗だけということになるようです。
印鑑は、人生の節目節目に使うモノでもあるので、開運を願うというのは多くの人が望むものでもあり、商売繁盛という開運印鑑への悪魔の声を聞かずにまっとうに商う当店は、それこそ幸せになるようにと願って真心込めて一刀入魂にて彫刻させていただきますので、是非、当店にご相談くださいますことをお待ちしています!